JAG夏合宿2019 参加記
idsigma(おきもち)です。JAG夏合宿2019に参加しました。
Day1
コンテスト前
普通に集合30分前くらいに着いた。チームメイトの1人のrisujirohが20分遅刻した。この日は泊まらずに帰る予定だったので荷物が軽かった。
コンテスト
だめでした。覚えてない。
本番の様子
僕がAを読むが長いのでBをこるとんがやり通す。その後Aを書くが誤読に気付きCをrisujirohに先にやってもらう。かなりバグらせてしまったらしく時間が溶けた。その後僕がAを書き通る。こるとんからKの解法を聞くが、何でそれでいいのか全くわからないなあと思っていたらこるとんが誤読をしているっぽいので指摘して振り出しへ。その間にこるとんがJを書く。通った後risujirohがDを書き通す。その間に僕はEとKを見ていたがわからないと唸っていた。Hが解けたというこるとんが書いている間にEとKの概要をrisujirohに伝える。ほどなくしてどちらもrisujirohが解法を思いつく。HがTLEがとれないので、E・Kを順にrisujirohが書き通す。Eはてきそうな素数を探していた。この辺りで僕がGを解けたと言い始め書いたりするが、合わないのでこるとんと相談している間に怪しい気持ちになる。Hでこるとんが苦悶している間にrisujirohとGを相談するが、僕が嘘をついていたとわかり振り出しへ。Hを諦めたこるとんがFが解けたと主張するので聞くが、何でそれでいいのか全くわからないなあと思っていたらこるとんが誤読をしているっぽいので指摘して振り出しへ。Gをrisujirohが思いつき、頑張るが間に合わず終わり。終わった後に冷えすぎやろと言われる・
反省
- 嘘で時間を溶かすのはよくない。実装に入る前にちゃんと相談しようと思った。
- Cで結構時間を溶かしたのはよくなかったと思う。介入がもっと早い方がよかった?
- 誤読をしない英語力を身につける。特にこの日は多かったと思う。
- 個人的には知識不足を痛感。復習する。
その後
施設も夕飯も思ったよりまともだった。期待値は低く。
#JAGSummerCamp2019 pic.twitter.com/jFd5zw4ZKI
— おきもち (@IKyopro) September 14, 2019
解説を聞いて帰宅。
Day2
午前中に予定がありコンテストは不参加。残念。コンテスト中に着いても仕方ないのでスタバでDay3の解説を書いてseica_no_okimochiを応援していた。
懇親会
4コマ漫画
#JAGSummerCamp2019 pic.twitter.com/eI9C6aV0f1
— おきもち (@IKyopro) September 15, 2019
カツサンドくん pic.twitter.com/rfo49rs1eD
— tsutaj (@_TTJR_) September 15, 2019
カツがN枚とパンがM枚あります。
— Mister (@mistterpp) September 15, 2019
カツサンドを最大いくつ作れるか求めて下さい。#JAGSummerCamp2019 pic.twitter.com/DFFLUVs1IG
マッチングに失敗したパン #JAGSummerCamp2019 pic.twitter.com/lAzg8S9Gbh
— おきもち (@IKyopro) September 15, 2019
結構話せた。翌日は作問側だったのでJAGの方々に挨拶する。作問の難しさについていろいろ話せた。あの廻小宮の誕生秘話を聞けたのがハイライトだった。
ABC141
談話室で半オンサイト状態。楽しかった。なおEで未定義を踏んで冷えた。KMPに使う配列サイズが足りてなかった。ひどい。TLを見たらまた数人黄色になっていて悲しい気持ちになる。 こるとんがEを書いたと聞いて作問の傾向が全く読めなくなる。 ぽてちさんと酔ったらてさんがやってくる。酔ったらてさんが面白すぎてずっと笑っていた。筑波勢はちょっと怖いと思っていたのだが、印象が良い意味で変わった。
究極に酔って、存在しないやむなくを探し続けてたな
— うくにたん (@latte0119_) September 16, 2019
その後Day3の最終確認のため、トイレからJAG夏合宿運営の部屋に向かって歩いていたらぽてちさんにらてさんと間違えられる。ちなみにらてさんはそこにいなかった。
Day3
無事起床しシーツの畳み小宮になり会場へ。
コンテストは運営でした。かなり楽しかった。
試験監督 #JAGSummerCamp2019 pic.twitter.com/kIGx1xR4QN
— おきもち (@IKyopro) September 16, 2019
運営の様子
- Aで最初の数提出が全部WAで爆笑。
- CやBのACが出始めるがなかなか3完が出なかったのは非想定だった。30分でようやくkaisanが3完。その後1時間しても3完が数チームで、想定よりABCがもったという話をしていた。
- 1時間たってもD以降に提出がなく焦り始める。
- うしさんがHを通す。さすがすぎる。
- G、E、Dも通り始めたのは想定通り。でも思ったより遅い...。
- notさんがJを解けたと主張する。JはAC0まで考えていたのでびっくりする。
- E,Hが通ってくる。風船を配りに行ったりする。
- Fをhos_lyricさんがAC。
- IをkaisanのrisujirohがAC。こういうのは流石。
- JをPAJENICHIAが通してびっくりする。全問題にACが出てほっとする。
- Jをpotepotetiが通してびっくりする。
コンテスト終了。kaisanとかeiyatonariとかと話す。Jの解法をbeetさんが話しているのを聞く。 てきとうに雑談して解説する。Jの解説でざわつきが起きていて笑う。
簡単に各問題について関わった問題を中心にコメント。
A
とだけかと思ったら違う。結構WAが出ていたが気持ちはわかる。
B
にぶたんすればよいが、注意は必要で通すのが大変だったみたい。
C
writerでした。
C から kaiten sushi? の波動を感じたけど writer 同一だったのか
— 熨斗袋 (@noshi91) September 16, 2019
yukicoderでKaiten Sushi?という問題を出題したのだが、それと結構似ている。とはいっても今回の問題の方が注目すべき量がわかりやすいと思う。Bより簡単という声はあって、AC難易度は同じくらい、証明込みだとこっちの方が難しいとなりこの位置に。risujirohに「証明できないのを...」と言われた(無証明で通したらしい)。
D
2-SATはあまり見ないので、良い練習問題が現れたと思っている。蟻本に載っているもののあまり出ないので、やられたという人は多かったと思う。2-SAT自体は実は実装はそこまで大変ではなく、これから増えてもいいのかなと思う。
ちなみに前日に制約が小さくなった。(だったが、テストを足したらMLEとかTLEが乱発したため。)
E
原案はけんちょんさんで、個人的推し。問題文と流れでデータセットも担当することになった。フローとかが見えるがそれは罠で、まず赤い風船のみの場合が容易に解けることに気付くことがポイント。その後に2色の風船を扱うためにdpを考え、次元を削減する流れは典型的。遷移を丁寧にやったり最後に解が実行可能かの判定が必要だったり注意点は多く、WAがそれなりに出た。データセットをちゃんと作って、それで落ちてくれたので頑張った甲斐があった。終わった後も綺麗なdpという声が聞けた。もう少し解かれていいと思っていたが...。 tester解:https://onlinejudge.u-aizu.ac.jp/beta/review.html#JAGSummerCamp19Day3/3872454
F
全くわからないが、てんぷらさんがすぐ解けてしまい難易度判定がバグった。
G
これも難しい。設定は面白い。
H
マージテクが書ければ解けるはずなので解かれるだろうという想定だったが、厳しい問題のようだった。マージテクのいい練習問題になりそう。tester解を書きたかったが、時間がなかった。
I
これもやばいと思っていた。実際ACは2チームだった。
J
けんちょんさんの天才構築。何食べたらこれが思いつくの...?解かれないという想定だったが、2チーム+notさんが通してびっくり。パズルの要素が大きく、学びはあまりないかもしれないけど、こういうのがたまにあってもいいよねという話をした。AGCのColoring torusみたいな感じ
感想
- 全体を見れば虐殺セットになっていたのは反省。Kに易しめを足して5時間にするともう少し全体の幸福度が上がったかも...?
- 特に大きな問題がなく終わったのは本当によかった。
- 作問のレパートリーを増やしたい。そのためにもっと勉強したい。
まとめ
- 考察力・知識不足を実感した2泊3日だった。アジア予選に向けて競プロの時間をしっかりとりたい。
- 運営のJAGの皆さまに感謝申し上げます。また、TsutajさんをはじめとするDay3の運営の方々、一緒にセット準備をさせていただき本当にありがとうございました。